陳満咲杜です。
今回は9月21日17:31に配信したブルベアFX通信からユーロドルのレポートを一部公開します。
ユーロ/ドル 日足
ユーロ/ドルはFOMC後反落、日足では昨日弱気「アウトサイド・、または「リバーサル」のサインを点灯、上昇モメンタムの一段の低下を示唆。
もっとも、トレンド系指標ではユーロ/ドルのブル基調がなお強いと示し、1.18関門割れなしでは値ごろ感の判断を避けたいといった見方もデイリーの記述の通り。一方、昨日の反落があっても、9月8日高値を「ヘッド」とする「ヘッド&ショルダーズ」のフォーメーションの形成に一段と強まれたと見做し、1.18割れがあれば、同フォーメーションをもって頭打ちを決定させる、という可能性も浮上してきた。
ここで注目すべきなのは8日罫線(C)と8月29日罫線(B)が示した「スパイクハイ」のサインだ。「ヘッド&ショルダーズ」の構造を説明するには「好都合」なサインといえるが、6月14日(A)のように、一旦点灯したものの、その後一転してブレイクされ、大幅の上昇につながった前例の如き、更なる高値余地を拓く土台になる可能性もある。
言ってみれば、失敗した「スバイクハイ」や「ヘッド&ショルダーズ」は新規参入してきたショート筋を踏み上げしていく市況も想定しておいたほうが無難。
実際そのような市況が発生すれば、昨日の高値を早期ブレイクしていくのが前提条件となってこよう。詰まる所、足許なおブレイク待ちなので、性急な判断を避け、次にサインを待つのが賢明である。分岐点に差し掛かるユーロ相場、次のブレイクをもって大きな取引のチャンスを提供してくれるから、性急に行動する必要もなかろう。
陳満咲杜
詳しくは投資助言会社グローバルリンクアドバイザーズ株式会社のHPへ
陳満咲杜と学ぶFX戦略室 メルマガ便
▼メールアドレスを入力して今すぐ登録▼