陳満咲杜です。
今回は9月13日18:01に配信したブルベアFX通信から豪ドル円のレポートを一部公開します。
豪ドル/円 日足
9月1日レポートの続きで足許のサインを確認しておきたいが、タイトルの通り、レンジの打破(上放れ)が確認されているから、打破前の状況をもう一回見ておく必要がある。前回レポートのチャートを下記に再掲示。
豪ドル/円 日足(9月1日作成)
9月1日を含め、左から時系列でまず9月1日の「上放れ」(8月30、31日で形成したインサイドに対して)を確認、その後9月6日の強気「リバーサル」のサインをもってスピード調整の完成を示し、続く「アウトサイド」のサインや9月11日「上放れ2」のサインもあって、より確実な上放れを果たしたといえる。昨日の大陽線、同レンジに対する2番目のブレイクに続く形だから、当然な成り行きと思われ、また昨日の安値は元レンジのレジスタンスが一転してサポートになったことを示したから、所謂「適切な押し」となったわけだ。
故に、8月11日安値~8月17日高値で計算される元変動レンジ(最大)の上放れがホンモノであることが証左され、「倍返し」の計算なら、ここから7月高値89.42のブレイクにつながる。我々繰り返し提示しているシナリオと整合的である。もっとも、8月11日(1)のサイン(スパイクロー」は調整波の一服を示し、8月29日(2)のサイン(フェイクセットアップ)は上昇波へのステップアップを示唆していたから、9月6日(3)のサイン(強気リバーサル)は変動レンジの中間点を再確認、1と2のサインを再度確認したと言える。度重なるサインの点灯で上昇の土台をしっかり構築していることに鑑み、強気スタンスを維持、買い増しも一手かと思う。
陳満咲杜
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