オポチュニティ豪ドル/円・確認のポイント

ブルベアＦＸ

陳満咲杜です。
今回はブルベアFX通信から8月25日に配信した「オポチュニティ豪ドル/円・確認のポイント」を公開したいと思います。

豪ドル/円　日足

ジャクソンホール待ちで静かな市況だが、豪ドル/円昨日の値動きが示唆に富むから、ポイントをまとめておきたいと思う。

昨日一時85.93をトライしてから反転、陽線引けとなったが、18日安値を一時下回ったことを見逃せない。上のチャート上で表示している通り、18日～23日の罫線が「インサイド」のサインを形成、下追れがあれば本来反落余地を拓くはずであった。

僅かな下値打診を試してから反騰した値動きは86関門前後のサポートを再確認したうえ、18日安値の打診や下追れが「ダマシ」であった可能性を示唆。
従って、11日罫線自体の意味合い（底打ちを示唆するたぐり線）が強化され、同安値を起点とした上昇波途中の保ち合いがそろそろ終了してくることが暗示されているとみる。

となると、ここから再度18日の高値トライがあれば、17日大陰線の意味合いを否定することになるでしょう。同17日の大陰線は「弱気リバーサル」のサインを灯してから昨日までの安値再打診につながったわけだから、再度高値トライがあれば、途中の中段保ち合いが終焉、上昇波への復帰が証左され、また上昇モメンタムの加速につながるでしょう。

反面、再度昨日の安値を割り込めば、17日の弱気リバーサルがなお効くことを示唆、ここから更なる下落余地を拓くでしょう。この場合、11日の「たぐり線」はかえって下値ターゲットを指示、同安値を割り込むリスクも警戒される。次の値動きを確認するポイントを押さえ、臨機応変に対応したいが、目先なお上放れの可能性に注目したい。

陳満咲杜

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