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ＦＸスクール事務局です。

昨日の為替相場は米ＦＲＢが昨日のＦＯＭＣで政策金利を０．２５％引き上げたことがきっかけで大きく変動しました。

通常、金利が上がるのでドル買いの材料になるハズですが、今回はなぜドル安に動いたのでしょう。

それは、マーケットが既に3月の金利引き上げを織り込んでいること、そして、ＦＯＭＣ参加者が昨年末の想定と同じく、年内に計3回の利上げを想定していることが明らかになったことがドル売りの材料となった訳です。

為替相場ではよくあることですが、材料が織り込まれている場合、想定通りの結果だったり、期待ほどでなかった場合に巻き戻しの動きをすることが多々あります。

今回もレンジ上限まで上昇するという期待感でのドル買いが先行したカタチです。

チャートはドル円とユーロドルの15分足チャートにＧＭＭＡとＺＩＧＺＡＧのインジケータを描画してみました。

▼ドル円15分足チャート
ドル円のチャートでは保ち合いからの急落を演じています。

チャート上に青とオレンジのラインを引きましたが、青のラインは上値抵抗ライン、オレンジが下値支持ラインです。

実線は、最初に下値支持ライン（１）を下抜けましたが、その後は保ち合いとなり、上値抵抗ライン（１）を上抜けました。

方向感が定まらない中、上値抵抗ライン（２）が意識されましたが、次第に上値が重くなり、政策金利発表とともに下値支持ライン（２）を下抜けて、ＧＭＭＡの下落ラリーを演じたカタチです。

▼ユーロドル　15分足チャート
ユーロドルのチャートでは保ち合いからの急伸を演じています。

実線は、ＺＩＧＺＡＧにおけるトップとボトムの間で保ち合いが続いていましたが、政策金利発表の時間が近付くに連れて買いが優勢となり、上値抵抗ライン（１）を上抜けました。その後、少しだけ売りが優勢になりますが、政策金利発表とともに上値抵抗ライン（２）を上抜けて、ＧＭＭＡの上昇ラリーを演じたカタチです。

今回のような動きは頻繁に起きるラリーですが、それを見極めるために、ＧＭＭＡの分析やプライスアクションの考えを身に着ける必要になると言えるでしょう。

どのような場面においても、相場の動きを察知する能力を得たいものですが、すぐに習得するのは難しいものです。日々の学習や経験によって相場を読み取る能力が身につくものと思います。

ＦＸスクールジャパンでは日々の相場を教材に講義を進めています。
陳満咲杜先生の王道の手法であるＧＭＭＡやプライスアクション、エリオット波動論を日々学習することができます。

ＦＸスクールでは今週より動画セミナーをメインに講義を進めており、新しいステージに突入しています。
まもなく第二期生の募集も開始する予定です。募集開始の際は改めてご案内したいと思います。

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