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『MA線の法則』から現状確認=ドル円

FXスクール事務局です。
ドル円相場は小レンジ(ボックス相場)から上方離脱しはじめています。

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FXトレーディングの真実より、『MA線の法則』から現状確認をしたいと思います。

<MA線の法則>

(1)MA線は平均コストを表すため、レート>短期線>中期線>長期線の関係が成立し、且つ各線が上昇傾向にあれば、強い上昇トレンドにあり、ロングスタンスのみを取る。
半面、レート<短期線<中期線<長期線、且つ各MA線が下落傾向を続けている場合、ショートストラテジーのみ考えるのがよい。

(2)各MA線のかい離が進めば進むほど、各MA線の順序と秩序が保たれるほど、トレンドが強い。よって、もっとも激しいトレンドでは、レートが長期線とかなりのかい離を見せることが多い。

(3)各MA線の順序と秩序が乱れ、お互いに絡み合い、傾向がはっきりしない場合はトレンドレスであり、レートが主要MA線から一定のかい離を見せたら、MA線に頭を抑えられる形で下落あるいは上昇することが多い。

(4)上昇トレンドではレートがMA線にサポートされ、下落トレンドではレートがMA線に頭を抑えられがちになる。よって、トレーディングの好機と見なすことができる。

(5)当然のように、レートの推移が先だから、MA線が遅れ気味に反応を示すが、終値で計算される上、平均的な数値なので、ダマシ的な値動きを排除できる性格がある。

(6)各MA線が絡み合う関係から同じ方向へ離れ、かつお互いに離れていくようであれば、トレンドレスからトレンドの進行へ転換したシグナルとなり、取引の好機と見ることが出来る。

現在のドル円相場は、直近高値を上抜け始めており、日足ベースでは「レート>短期線>中期線>長期線」の関係が成立し始めています。
つまり、「MA線の法則」の(1)の状態と云えます。
(1)の状態から、さらにかい離が進むと、「MA線の法則」の(2)へ移っていく可能性がありそうです。
FXスクールジャパンでは日々のチャートを用いて、現状の相場を正しく分析する力とこれから起きるだろう相場変動への対応策などを学ぶことができます。

 

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