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シンプル・イズ・ザ・ベスト

「ブルベアＦＸ通信」は16日ポンド/円のロングオーダーを出した。

2015年10月16日 10：30配信

ロング＠184.00～184.30、ストップ＠183.30、ターゲット＠185.30～185.70

根拠について、同日配信「本日のチャート」をもって一部を説明した。

2015年10月16日 19：10配信

本日のチャート　　ポンド/円　　フォーメーションで見る延長の可能性

ポンド/円　　時間足

デイリーの指摘通り、ポンド/円の切り返し、延長される可能性が浮上してきた。ジグザグ変動パターンと見做した場合、2日安値180.63を起点とした切返し、13日安値181.81からセカンド上昇子波が数えられ、延長されることに。この場合、時間足におけるフォーメーションの形成に注目しておきたい。13日安値を「ヘッド」とした「ヘッド＆ショルダーズ・ボトム」が確認され、本日ザラ場の打診をもって切返しの延長を証左している。同フォーメーションが成立するなら、「ヘッド」からネックラインまでの値幅をそのまま上乗せてターゲットの計算に繋がる。184関門を深押ししないという前提では、186.60/70前後の上値余地が示唆される。

日足

そのほか、シンプルな見方として、14日、15日罫線が13日の大陰線に包まされたものの、高値が揃っており、16日一旦ブレイクしていたに鑑み、同高値集中区域でのエントリーが安心感があった。

同ストラテジー、20日にて下記のように修正された。

ロングポジション保有＠１８４．００～１８４．３０、ストップ＠１８３.６０へ上方修正、ターゲット＠１８５．７０～１８６．００へ上方修正

計算値通りのターゲットを狙わなかったのは昨日ＥＣＢ政策会議の影響を配慮していたからだ、本日186.17の打診に鑑み、実際達成される可能性が高いと見る。

以上のように、今回のトレード、基礎的なフォーメーションションの見方に誰でも知っている罫線知識（プライスアクション）の応用を加えただけでうまく行った。相場は時に極くシンプルであるから、あれこれ複雑に考えすぎないほうが上手くいくケースが多い気がする。重要なのはチャートを信じる勇気を持つことである。

陳 満咲杜

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