アスペクトにみる大勢トレンドから二次的な中勢のトレンド、そして小勢のトレンドへ
事業やマーケットのトレンドを予測する場合、最初に手掛けるのは、株価指数の主要な、つまり大勢の波動を突き止めることです。240年間をひとつの影響範囲とする「大転換期」に関連しているようにうかがえます。
下降75年を上回る期間の一連のチャートで明らかなことは、主要な惑星間で形成されるアスペクトが好ましくない場合と経済的不況が、また好ましいアスペクトの場合と不況期からの回復または好況が一致しているということです。
この期間内には、天王星と土星とが13回好ましくないアスペクトを形成しており、これは全般的に経済的下降をしました13の期間と一致します。
木星、土星、冥王星のアスペクトによる関係や宮の位置、そして太陽黒点の周期を加えたものを統合すると、事業やマーケットの大勢のトレンドを予測する骨組みが出来上がります。
国内の景気循環や大勢のトレンドの状態を発見するためには、問題となる特定の地域が属するハウスの位置に太陽の回帰と日周チャートを重ねて記述します。
大勢のトレンドの中で形成される二次的な中勢のトレンドは、より複雑なものになります。小勢のトレンドは事業活動やマーケットの統計チャートでは同一方向の動きが継続することはほとんどありませんが、3種類のトレンドを内包しているため、最も困難な手続きが必要となります。通常の場合、需要と供給が自由に機能するところでは、好ましいアスペクトが多数出現すると上方へ向けた動きを取り、それが好ましくないアスペクトの場合には逆方向に作用します。
対象となる惑星の重要性や速度によって影響は異なりますが、惑星があるサインから別のサインに移動した時とトレンドや大衆心理の変化が一致します。
アスペクトとは、西洋占星術おける惑星の座相で、惑星と惑星がどのような角度にあるかを基にして、ホロスコープの相を見ていくための占星術の理論です。その角度によって惑星同士が調和の関係にあるか、あるいは不調和の関係にあるかを調べるためのルールでになります。
アスペクトには30度、45度、72度、120度・・・など具体的な角度が決まっています。
この角度の数字は古代の哲学や幾何学と密接な関係があるとされています。
一般的にアスペクトに分類される惑星同士の関係を見てみましょう。
<メジャーアスペクト>
0度:コンジャンクション
60度:セクスタイル
90度:スクエア
120度:トライン
180度:オポジション
<マイナーアスペクト>
45度:セミスクエア
72度:クインタイル
150度:クインカンクス
これらの角度にはそれぞれ意味がありますが、その内容については今後順を追って見ていきたいと思います。
fxschool.jp 準備室 & ファンサイト管理人 村石
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