公転周期84年・黄道十二宮にそれぞれ約7年間滞在する天王星
地球と同じ太陽系を構成している惑星の中で発見された冥王星は、最も大きな軌道を取っていて、また公転に費やす期間も最長です。次に軌道が大きい惑星は海王星です。1公転期間がおよそ164年167日に及びます。この2つの惑星は大衆心理の画期的な変化と一致してきましたが、天王星が米国の経済史において突出した影響力を持っているため多くの関心があるでしょう。
天王星は古代においては天空に存在することは認められていましたが、その所在は突き止められておらず、天文学的には1781年にフレデリック・ウィリアム・ハーシェル(Sir Frederick William Herschel)によって発見されました。
ウィリアム・ハーシェル( 1738年11月15日 – 1822年8月25日)は、ドイツのハノーファー出身のイギリスの天文学者・音楽家・望遠鏡製作者です。
ハーシェルは音楽に携わるうちに次第に数学にも興味を抱くようになり、さらに天文学にも興味を持ち1773年頃から本格的に天文学を学び、自ら望遠鏡を製作し始めます。
最初に発見されたとき天王星はふたご座に位置していて、占星学上では水瓶座の統治者の地位を占めると考えられています。
天王星の公転周期は84年で黄道十二宮にそれぞれ約7年間滞在することになります。他の惑星との注意を要する角度を形成した場合や、十二宮の微妙な位置にある場合、その影響は突然かつ過激な変化、秘密、仲たがい、混沌、そして根底にある進歩性によって誘発された活動となっています。
その全般的な影響は、肯定的な側面では博愛主義と利他的な努力を、またその否定的な側面ではどちらかというと騒がしく奇矯な活動を伴った熱狂、混乱、運命の不可解な急転を誘発します。
相場における天王星は、アスペクトを形成して活動的になると金融市場は突如予想外に大きく変動する傾向にあります。マーケット参加者は高値で買って、安値で売る傾向に陥りやすく、この期間はテクニカルアナリストのいう相場の支持線、抵抗線が簡単に突破されやすい時間帯となります。
マーケット関連で天王星が意味するものは次の通りです。
「突然の変化、改革、革命、国際性、宇宙、航空、工業、機械、核ミサイル」
天王星の84年周期は以下と関連付けられます。
「小麦の超長期サイクル、商品の卸売価格、社会・政治不安」
黄道十二宮にそれぞれ約7年間滞在する、この7年と関連する種々サイクルがあります。
「景気後退、商取引の活発化、貿易活動、通貨の切り下げ・切り上げ」
fxschool.jp 準備室 & ファンサイト管理人 村石
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