太陽黒点の周期について
自然が作り出す、音、光、そして熱はすべて振動の形を取っています。自然界の振動や周波数域は私たち人間のほかにさまざまなものに影響を与えています。今回は太陽黒点の周期について触れたいと思います。
太陽は宇宙の中で小さな位置を占めているに過ぎない地球の中核であり、全エネルギーの供給源と信じられています。恒星のひとつですが、宇宙全体からみれば、規模、光度、温度のいずれにおいても最大最高のものではありません。
しかし、地球がひとつの構成単位となっている太陽系、その支配者であり、地球と他の惑星の運行を制御しています。
太陽の表面、またその光球上にはしばしば暗い斑点が散見され、この斑点のあるものは地球より数倍大きなものも存在します。この斑点の存在は1612年にガリレオまたはクリストフ・シャイナーが最初に望遠鏡を使用したはるか以前に中国の古文書に太陽黒点の観測記録がいくつか残っています。
ジョージ・ヘール(George Ellery Hale , 1868年6月29日- 1938年2月21日)は、太陽黒点の中心部分は巨大な棒磁石の特性を有していることを発見し、ハインリッヒ・シュワーベ(Samuel Heinrich Schwabe、1789年10月25日 – 1875年4月11日)は、太陽黒点が約11年の周期で増減すること(太陽活動周期)を発見しました。また、ルドルフ・ウォルフは黒点数の数量化の方法を最初に考案しました。ウォルフ黒点相対数 または国際月平均黒点数、相対黒点数、ウォルフ数と呼ばれ、太陽表面に存在する黒点と黒点群の総量を計測、数値化したものです。
太陽黒点の総数は“規則的な不規則性”を持って約11.2年間隔の増減を繰り返していることが明らかになりました。その増減の周期の間隔は、およそ4年の期間を上限として変化しています。最高から最低へ向かう変動は平均で6.5年、最低から最高へ推移する期間は平均で約4.6年となっています。
この太陽黒点が相場にどのような影響を与えているかまたは関係性があるか、これから少しずつこのブログで探索してみたいと思います。
fxschool.jp 準備室 & ファンサイト管理人 村石
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