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ベアトレンドへ復帰したドル/円 ブルベアFX通信より

今回の記事は4月4日に配信したブルベアFX通信のドル/円のレポートを公開したいと思う。

フェイク・ブレイクアウト形成、そしてインサイドを演じて下落へ。保ち合いからリバーサルを経た相場がどこへ向かうかを明確に示した。

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ドル/円   日足

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アナリシス:先週反落、2月安値から形成された円高トレンドにおけるスピード調整、すでに終盤に入っていることを示唆。米イエレン議長のハト派発言が材料視され、米雇用統計が好調でも利上げ後ずれの観測が強まり、先週ドル売りの基調を強めた。

従って、円高トレンドへの復帰、何等かの材料なしでは更に後ずれの可能性が低下しており、今週も続落の公算が大きいでしょう。もっとも、昨年8月安値115.90割れをもって日足における「ヘッド&ショルダーズ」といったフォーメーション成立をもたらし、同ターゲットの105/106円台へ進む、といったメイントレンドは不変、従って、先々週安値の111.20割れがあれば、保ち合い状況の打破が見られ、一段と下値余地を拓きやすいでしょう。

更に、中期スパンにおいてのメインレジスタンスゾーン、115関門~115円後半に位置、2月安値を起点とした保ち合い、同メイン抵抗をタッチできずにいったことに鑑み、スピード調整とはいえ、実に弱かったことが示唆される。3月29日罫線は「リバーサル」のサインを点灯、足許の安値打診につながり、同日高値113.80も2月安値から引かれたトライアングルの抵抗ラインと合致しただけに、ベアトレンドへ復帰した、といった判断の蓋然性も一段と高まる。

先週の指摘通り、再度ドル売り/円買い好機だったことに鑑み、出遅れるショート筋が今週参入してこよう。110円台後半~111円台前半におけるサポートゾーン、2月~3月にかけて形成され、同サポートゾーンを割り込むまでなお保ち合いの可能性が示唆されるものの、割り込めば下落トレンドの加速につながる。110は心理大台、また日銀介入云々の思惑もあるが、国際協議なしでは介入があっても更なる円買いを招くだけで、現時点ではあり得ないと見る。従って、今週110大台割れを覚悟、105/106といったメインターゲットへ一段と近づく公算。

予想レンジ:107.60~112.00

メインストラテジー:戻り売り

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 以上、4月4日に配信したブルベアFX通信のドル/円レポートをご紹介した。

 

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陳 満咲杜



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