ECBの失敗、伏線があった!?
ファンダメンタルズはテクニカルの後に付いてくるもの、こういった相場の真実を認識しないと真のトレーダーとはいえない。最近の好例は先週ECB会合後の相場反転であろう。
10日ECBの「失敗」は周知の通りであったが、実はこの前テクニカル上のサインがしっかり点灯されていた。
以下、「ブルベアFX通信」3月8日のレポートをもって説明したい。
ユーロ/ドル ECBの「失敗」を暗示か
ユーロ/ドルは再度200日線を打診している。同線は昨年12月にて一旦ユーロの頭を押さえたものの、今年2月ブレイクされたことで1.1376の打診に繋がった。再度回復があれば、ユーロ/ドルの基調が一段と改善されるでしょう。
もっとも、ECB金利決定待ちで市場は方向を決めずにいる。しかし、テクニカルの視点では、ユーロは下放れよりも上放れの蓋然性が高まっている。
同見方が正しければ、昨年12月「ドラギ・マジック」の不発で引き起こしたユーロ高の再演が暗示される。
2月安値1.0825は1月安値1.0707より高かったものの、日足に対応するRSIがより低い安値水準をトライした。このサインがホンモノなら、リバーサルのサインと解釈され、即ち切返しに復帰するサインとして重視される。この場合、前記200日線のブレイクが証左のサインと化し、これからの上値余地を示唆してこよう。ECB会合待ちだが、サインの点灯があれば、従ってストラテジーを組みたい。
3月8日のブルベアFX通信より
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陳 満咲杜
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