ドル/円 PAの視点で再考 ケーススタディ
以下は昨日9日17時40分に執筆したブルベアFX通信のドル円レポートです。
「明けの明星」からリバーサル&アウトサイドを演じて反発した昨日のドル円チャートを確認しながらご参照いただきたい。
ドル/円は下値打診を続けている。デイリーにて提示した通り、足許大型トライアングル型変動におると想定され、3月2日高値114.55を起点とした下落波はD子波と数えられる。従って、目先の焦点は同子波の終点を探ることにある。
もっとも、3月4日の「ダマシ」を除き、3月2日の値幅は本質的に後三日の罫線と「インサイド」(はらみ)を形成、昨日の下放れをもって同下落を「インサイド」の下放れを確認した。2日値幅の「倍返し」の計算では、111.85前後は当面のターゲットとなり、目標達成後の下げ一服が想定される。
半面、3月1日大陽線がもつ「リバーサル&アウトサイド」のサインに注目、同日安値の112.15に鑑み、安易な下放れもなかなか想定されにくい。何しろ、同大陽線、先の「明けの明星」後に出現されるので、下回れば、より深い押しに繋がっていくリスクが大きいからだ。但し、仮に一時の下放れがあっても、111円台後半は支持ゾーンの密集区域となっており、前記計算値との合致もあって、一直線な下値打診が阻止できる公算。従って、目先ドル/円のベアトレンドが継続されるが、下値追いを避けたいところ。
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ドル/円ショートポジション保有@113.50~113.70、ストップ@112.70へ下方修正、ターゲット@112.00~112.45へ上方修正。
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陳 満咲杜
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