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ドル/円 大局観

昨年からずっとドル/円の頭打ちを指摘してきた筆者にとって、現在の市況は当然の成り行きで、全くサプライズではない。サプライズがあるとしたら、やはりマイナス金利付きQQEがあっても相場の反応が一日だけ、短命に終わったぐらいでしょう。

では、ドル/円頭打ちの蓋然性はどこにあったか。ひとつは既述していたように、トップからトップへ数える8年サイクルであった。もうひとつも結構大事で、即ち下のチャートにて表示しているように、重要なメインレジスタンスラインを超えなかったところだ。

1978年10月安値と1990年4月高値を連結した抵抗ラインは非常に重要だ。同ライン、1998年8月の高値を制限していただけに、昨年5月高値を制限してもおかしくないし、またその制限によって8年サイクルのトップアウトが果たされたわけだ。

故に、アベノミクス構造が打ち出されて以来、今年1月まで一回も10円を超えた下落幅がなかったが、2月の下落をもって10円以上の下落幅が達成された。言い換えれば、トップアウトが確認されたからこそ、大きな調整幅を達成し、またその下落をもってトップアウトの蓋然性が証左されたわけだ。やはりメインレジスタンスの存在が大きい。市況はいかに。

usdjpy20160301

ドル/円  月足

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陳 満咲杜



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