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今回は2月25日にブルベアFX通信で配信したドル円のレポートを公開したいと思う。
時間足と一緒にご覧いただきたい。

ドル/円　時間足

ドル/円のオーバーシュートは繰り返し指摘した通り。
昨日再度安値更新、同オーバーショートの極みを果たした。一方、ドル/円のベアトレンドが継続されても、一直線に進むのではなく、スピード調整の必要（更なる下落へのモメンタムを蓄える）があるから、目先リバウンドの余地を拓くかと見る。

上のチャートが示しているように、121.69を起点とした下落、110.95まで一服し、同最初下落波自体のジグザグ変動構造に鑑み、下落波自体がダブルジグザグの構造を持つ蓋然性が高いと思われる。

従って、114.87までの切り返しや昨日安値111.02までの反落、調整子波Ｘにおける一部と見做した場合、同じジグザグ構造を繰り返す公算が高いから、昨日の日足（ピンバー）に鑑み、目先安値を追うよりも一旦反騰する余地を拓くでしょう。

控え目な計算では、114.87前後へもう一回接近してスピード調整を果たすから、ここから2円以上の反騰余地があるといった判断に傾く。

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陳 満咲杜