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ビジネスとしてのFX取引(3)

ビジネスを営むには資源が必要だ。一般的には「ヒト」、「モノ」、「カネ」が経営資源の三大要素と言われ、最近では「情報」も大事な経営資源として挙げられる。FX取引をビジネスとして営む場合、こういった要素もすべて揃えなければならないが、こういった要素を話す前に、まず「時間」という要素を強調しておきたい。

というのは、多くの個人投資家はサブビジネスとしてFX取引を手掛けるため、時間の要素も大事だ。自分の興味、家族と楽しむ時間を犠牲にする形で相場を張るといった意味合いだけではなく、相場のお勉強と取引に使われた時間は本来価値があるものだ。

簡単な例えでは、FX取引をしないで同じ時間をコンビニで働けば、時給をもらえる、最低これぐらいの価値があると意識すべきだろう。コンビニでバイトして確実にもらえるお金(利益)に比べ、FX取引をサブビジネスとして選ぶ場合、比較にならないほど高い時給(利益)を得られる反面、まったく時給をもらえないばかりか、途轍もないマイナス時給(損失)を逆に「支払う」リスクも大きい。

単純の計算では、5時間を掛けて神経を削り、10万円の損失を出したケースでは、「支払われた時給」は2万円ではない。なぜなら、確実にもらえる収益(例えば時給800円のバイト)というコストを入れていないからだ。

しかし、一般論としてコンビニでのバイトをビジネスとして見られず、FX取引はビジネスとしてみられがちだ。それはそれなりの理由がある。

要するに、コンビニでのバイトはあまりサブビジネスとして見られていないのは、確実でありながら、固定した利益しか得られず、収益の極大化を図れないからだ。この分、FX取引は店を開いたり、貿易を営んだりといったビジネスと同様、不確実でありながら、収益の極大化を図れるメリットがあるから、サブビジネスとして成り立つわけだ。

更に、よく考えてみれば、時間の要素だけでも、FX取引というビジネスは他のビジネスにないメリットが大きい。例えばラーメン店を経営する場合と比べ、時間の要素における利便性の高さは一目瞭然だ。

ラーメン店を経営する場合、お客さんが来ないからと言って早めに店を閉めたり、今日はやる気がないから店を休んだりとかあまりできないが、FX取引では、「市況が静かだから」「状況は読めないから」或いは「今日はやる気がないから取引をやめる」という選択が出来る。だから、FX取引はビジネスとして優れた部分はまず時間の面から考えれば納得できるかもしれない。



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