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ドル/円　　日足

ドル/円は先週末の陽線をもって日足における「10連陰」を回避、一旦リバウンドしてきた。

日銀マイナス金利付きＱＱＥの翌週から一貫して暴落してきただけに、スピード調整の公算が高まる。

もっとも、日足の「９連陰」があれば、一服しやすいと一目均衡表など日本の罫線理論においてよく指摘され、ドル/円の下げ一服は珍しい現象ではない。寧ろオーバーシュートに対する必然的な修正だと見做され、目先リバウンドの余地が注目されよう。

今回の下落、１月29日大陽線を「母線」とした「インサイドの下放れ」で推進されてきたと見れば、先週木曜の大陰線を「母線」とする「インサイドの上放れ」が本日の値動きによって確認されているから、全下落幅に対する38.2％反騰位置の115関門を一旦トライしてもおかしくなかろう。市況は如何に。

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陳 満咲杜