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マクロの視点

テクニカル・アナリシスでもマクロの視点が通用される。往々にして週足や月足など長いスパンをもって分析が行われるが、マーケットを俯瞰することで大きなヒントを発見できることは多い。いつもFXや金の話ばかりだったが、本日はWTI原油先物と英ETSE100株価指数を取り上げたい。IG証券さんなら、こういった商品先物や株価指数、更に欧米個別株をCFDを通じてワンストアでアクセスできるから、個人投資家でもマクロ型ヘッジファンドに遜色しないトレード環境を手に入れるので、ぜひ活用してもらいたいと思う。


WTI原油先物 週足(@IG証券)

2008年高値から原油は大きく下落してきた。2016年年初にて一旦底打ち、大きリバウンドしてきたが、ブルトレンドへ復帰、また2008年高値を起点とした大型ジグザグ変動を完成したとは言い切れないでしょう。何しろ、大型ジグザグ変動の最終波、2011年高値から数えられるが、同波自体が推進波と見なした場合、2016年安値を起点とした切り返し、上のチャートが示しているように第4調整子波に過ぎない、といった可能性も大きいからだ。

もっとも、2016年安値を起点として切り返し自体もジグザグ変動の構造を示し、すでに頭打ちされたか、これから頭打ちされるでしょう。2014年6月高値から形成された全下落値幅の半分戻し、役6768前後を示している、整合性が示される。同見方、即ちジグザグ構造をもつ調整子波4に関する判断、同じ序列における調整子波2を観察すれば納得できるでしょう。調整子波の交替原則からみれば、調整子波2がトライアングル型の複雑さを示していたから、調整子波4はシンプル型のジグザグ変動に留まる、といったシナリオが推測される。昨年年初から一貫して下落してきたドルの底打ちがあれば、原油の頭打ちも現実味を増すでしょう。


英ETSE100株価指数 月足(@IG証券)

戸松さんとの対談の中でも英株を取り上げてみた。なかなか見ない月足でないと俯瞰できないところも多いので、改めて月足をみてみると、以下の大きなポイントはむしろ一目瞭然ではないと思う。

ひとつは1999年、2007年、2015年高値で形成された「トリプルトップ」構造がすでにブレイクされ、長いスパンをもって形成されただけに、ブレイクした後今度は元の高値圏が一転して強いサポートゾーンになるはずだ。実際、米株急落でもたらした目先の下落も丁度さサポートとしての機能を証左しているようにみえる。

次に、大まかなサイクル(ボトム~ボトム)は6年~7年の周期を示し、直近の2016年1月安値に鑑み、サイクルが示す上昇トレンドの拡大はむしろこれからだ。この見方、前記「トリプルトップ」のブレイクのではなく、前の6/7年サイクルが典型的なライトトランスレーション(即ち強気サイクル)を示していたから、2016年1月安値を起点とした今回のサイクルも強気サイクルになりやすい。だから、長期スパンでは、今だからこそ英株の押し目買いの好機ではないと思う。市況はいかに。

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陳満咲杜


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